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手術より手軽!専門施設で受けるワキガの治療

ワキガのもとになるのはアポクリン腺・エクリン腺から出る汗です。これらの汗腺を手術によって取り除けば確実にワキガを抑えることができ、再発することもまずありません。でも「ワキガは気になるけれど、手術までは…」と手術に抵抗を感じる人もいるでしょう。またワキガがそれほど強くなければ、一時的に臭いを減らすのもそんなに難しいことではありません。脱毛や除毛をするだけで、臭いを軽減できる場合もあります。

手術以外の方法でワキガを軽くしたいという人は、まず一時的に臭いを抑える次のような治療法から試してみてはいかがでしょうか。女性におすすめなのが、脱毛もできてワキガも抑えられる電気凝固法です。電気凝固法というのは、高周波電流を通した細い電極針を、ワキ毛一本一本に刺して毛根部の組織を熱で凝固させるというもの。もともと脱毛法として生まれたものですが、ワキ毛の毛根部を熱凝固するときに、ワキガの原因になる皮脂腺やアポクリン腺も熱で処理できるので、臭いが軽くなるのです。大きな傷あとが残る心配もありません。

ただしワキガの原因となるアポクリン腺を取り除くわけではないので、その効果がずっと続くわけではありません。多汗症の治療で行われているボトックス注射も、ワキガの解消に効果があります。ボトックスはボツリヌス菌の毒素を無毒化したもので、シワ取りや顔を小さくするなど、美容整形でよく使われています。このボトックスをワキの皮下に注入すると、汗の量を6~7割も減らすことができます。ワキガは汗をかくことで発生します。

その汗の量が減れば、当然ワキガや汗の臭いも抑えられるというわけです。注射をするだけと手軽ですが、その効果は約半年ぐらいしか持続しません。しかしシャツやブラウスのワキの下が汗でいつもびっしょりになって困っている、汗取りパッドが手放せないなど、臭いだけでなく汗の畳も気になるという人にはおすすめの方法といえるでしょう。

重曹を入れたお風呂につかるとさまざまな体臭が消え、肌もきれいになる!

パンやお菓子のふくらし粉として使われる「重曹」。正式には炭酸水素ナトリウム、重炭酸ソーダというナトリウム化合物です。もともと地下の鉱床や湖の沈殿物などに含まれている塩に近い天然成分です。それを精製したり、または塩を化学変化させて作り出されたものを私たちは使っています。食品のイメージが強い重曹ですが、最近ではエコライフブームにのり、キッチンやお風呂掃除、生ゴミの臭い消しに役立つことで注目を集めています。実は、この重曹、体臭を抑える効果もあるのです。その理由は大きく分けて3つ。

ひとつ目は研磨作用です。重曹の粒子は細かく、軟らかい結晶なのでスクラブのような働きで毛穴の汚れをかき出してくれます。次に中和作用です。重曹は弱アルカリ性の性質をもつので、酸性の物質と合わせると中和されます。つまり脂肪の汚れ(脂肪酸)や汗に含まれる臭い成飾・酸性物質を中和し、除去するのです。また、臭いのもととなる皮膚の雑菌を落とすことにも効果的です。普通、皮膚の表面にいる雑菌は酸性に弱いため、酢水で足浴したりスプレーすると雑菌の繁殖を抑えられるのですが、逆にアルカリ度が強くても雑菌は繁殖しにくいのです。

最後は軟水作用です。日本の水は比較的軟水だといわれますが、それでもカルシウムやマグネシウムが含まれています。水に重曹を入れると、中に含まれるカルシウムやマグネシウムをはさみ込むので、肌への刺激を抑えたやさしい水になります。これらの効果により、体臭を消し去る重曹ですが、効果的な使用方法がお風呂に重曹を入れるというものです。重曹を一握り程度、入浴剤代わりにお湯に入れてみましょう。

やさしく、しつかりと肌の汚れを取り、体臭の原因である酸性物質やアルカリ性物質まで消し取ります。長く続けると、肌の代謝力が高まり透明感もアップするはずです。食品にも使われるものなので、スーパーやお菓子作りの材料売り場、薬局などで入手できます。人体にはやさしい素材ですが、掃除用や農業用もあるので、お風呂で使う重曹は、食用または薬用を選びましょう。

臭い取りにパワーを発揮する”クスリ風呂”あれこれ

香水やお香はより強い香りを使って、体臭など”いやな臭いを隠す”方法です。それに対して”いやな臭いのもとを断つ”という考え方で生まれたのが、各地に伝わる入浴法です。昔から用いられてきた入浴法では、湯で汗や汚れを洗い流すだけでなく、臭いを取り除き、より皮膚を清潔に保つためにさまざまな植物の力を用いてきました。いくつかをご紹介しましょう。

たとえば、脱臭・消臭作用があるといわれる葉緑素や多糖類が多く含まれている笹の葉を浴槽に入れる「笹風呂」。今も西日本に残るポピュラーな入浴法ですが、昔から「笹風呂に入ると、畑仕事のあとの汗の臭いも取れる」といわれてきました。葉緑素には殺菌作用もありますので、汗をかきやすい人はもちろん、水虫や湿疹などができやすい人にもよいでしょう。

湯に雲南茶を適量入れて入浴する「漢方薬風呂」は中国で古くから用いられている入浴法です。皮膚がさっばりと清潔になるだけでなく、中国古茶には脂肪分解酵素が多く含まれているので、汗かきでかつ肥満の人にとくにおすすめです。酵素が体の脂肪分やホコリを分解する「酵素風呂」には、血液の循環をよくする効果もあります。この酵素の働きに葉緑素の働きを加えたものが「森林浴風呂」と呼ばれるもので、どちらもストレスの多い現代人にはおすすめの入浴法です。

また野菜として売られるようになり、最近目にする機会も多くなったマコモを使った「マコモ風呂」というのもあります。マコモは、川や沼などに群生するイネ科の植物ですが、この茎に寄生する黒穂菌が、体臭の元となる老廃物やアカを食べて臭いを抑えてくれるのです。買ってきたマコモの皮をそのままお風呂に入れるだけ、とやり方も簡単。ただマコモを溶かすとお湯が黒くなってしまいます。

お湯の色が変わるのがいやであれば、お湯をはった洗面器にマコモを入れ、そこに浸したタオルで体をふくというやり方でも、臭い取りの効果はあります。こうした入浴方法を試すときは、全身を湯にゆっくりとつかることが大事。そして汗腺にたまった汚れや脂分をしっかりと浮きださせ、さらに体のすみずみまでていねいに洗うようにしましょう。

葉緑素+鉄のパワーが悪臭成分を吸着して体外へと排出!

電車も終電近くになると、お酒を飲んだ人の口臭や汗の臭いなどで、車内になんともいえない臭いが漂っていることがあります。誰にでも体臭はありますが、一日の疲れがたまる夜になると、より強く体の臭いが発散されるようです。このように食べたものの臭いや体臭が気になるようなときは、お腹の中の臭いのもとを断ち切れば気にする必要もありません。それを可能にしてくれるのが「FeクロロフィリンNa」です。

これは、ガムなどに着色料として使われる葉緑素で安全性は証明されているもの。このFeクロロフィリンNaは、鉄(Fe)とクロロフィリンNaが結びついたものですが、銅とクロロフィリンNaが結びついた「銅クロロフィリンNa」は、すでに口臭除去薬などの医薬品の成分として使われているもので、サプリメントなどになっています。しかも、消臭作用においては、銅より鉄と結びついたもののほうが、消臭効果が高いというデータもあります。

そのFeクロロフィリンNaの消臭効果ですが、腐ったタマネギの臭いなどに含まれるメチルメルカプタンは87・5%、腐った卵の臭いなどに含まれる硫化水素は95%以上、ワキガや尿の臭いなどに含まれるアンモニアは60%、汗やタバコの臭いなどに含まれるアセトアルデヒドは50%といった具合でカットされることが実験で分かりました。また、消臭成分としては、イヌリンも注目を集めています。イヌリンは食物繊維の一種で、腸内では善玉菌であるビフィズス菌のエサとなり、腸内環境を整えてくれます。そのため、腸内での悪臭の発生を抑えることができるのです。

このように、FeクロロフィリンNaにイヌリンも加えてとれば、まさに鬼に金棒。体内の悪臭成分を吸着し、体外へと排出してくれます。その結果、口臭だけでなく、ワキガや加齢臭、足の臭い、便臭といった、体から発散されるさまざまな気になる臭いの軽減が十分期待できます。FeクロロフィリンNaが含まれた消臭サプリメントは、市販されています。臭いにお悩みの人は、試してみてはいかがでしょう。

体の疲れを取り除く、ゆっくりつかる夜風呂で疲労回復&体臭も予防

立ったり座ったり、歩いたりなど体を動かしていると、人間の体内には疲労物質である乳酸がたまってきます。乳酸が増えてくると、汗の中にいやな臭いのもとになるアンモニア成分が増え、汗の臭いが強くなります。ですから体臭を軽減するには、体内の乳酸をできるだけ減らせばよいのです。乳酸を減らす一番簡単な方法が毎日の入浴です。時間をかけてゆっくりとお湯につかると血液の循環がよくなり、乳酸は減少します。しかも夜、入浴したあとにすぐ寝れば、乳酸が減った状態のまま朝を迎えることができます。

同じ入浴でも、朝、急いで入ると体内にたまった乳酸を十分に減らすことができません。しかも入浴後すぐ活動を開始することになるので、体内でさらに乳酸は増え、体臭は強くなっていくでしょう。体臭を少しでも減らすには朝風呂やシャワーではなく、夜ゆっくりとお湯につかる入浴を心がけましょう。汗や体の臭いが気になる人は、消臭グッズを賢く利用するという手もあります。なかでも「汗と臭いを防ぐ石」という不思議な石があるのをご存知でしょうか。この不思議な石は、実は「硫酸アルミニウムカリウム」という成分を結晶させて作られたもの。

実は、硫酸アルミニウムカリウムには、タンパク質を固める性質があって、皮膚につければ、いやな臭いのもととなる汗腺の表面をブロックして、一時的に汗を止める効果があるのです。硫酸アルミニウムカリウムの優れている点は、わずか1%の濃度であっても、十分に効果を発揮すること。そのため、硫酸アルミニウムカリウムの結晶である石は、水に軽くぬらしたものを3~4回、皮膚に軽くなでつけるだけでOKです。汗腺の表面をブロックするのは、体のごく一部なので、体への害はありません。石なら繰り返し使えるので、試してみるのもいいのではないでしょうか。

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